「星を賣る店」クラフト・エヴィング商會
2014.07.27 Sunday
QUAE SIT SAPIENTIA DISCE LEGENDO
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「こちら警視庁美術犯罪捜査班」門井 慶喜
267p光文社
三田村豪気は、警視庁捜査二課美術犯罪捜査班に所属する新米刑事。やる気と体力は人一倍だが、美術にはとんと疎い。美貌の上司・岸すみれの薫陶のもと、にわか仕込みの知識を駆使して、違法スレスレの詐欺的ビジネスを続ける美術品販売会社の犯罪を暴こうとする。
目次
こちら警視庁美術犯罪捜査班
てのひらのロダン
仏像をなめる
自分で自分の贋作を
なぜ保険会社がゴッホを買うか
短編連作。
門井 慶喜氏の著作と考えるとメッチャ物足りない。
期待しすぎたらせいか、もう一ひねりというか、突っ込んだ美術犯罪だったらよかったと思う。
面白いんだけど、軽すぎだった。