「41歳からの哲学」池田 晶子
2006.04.27 Thursday
「41歳からの哲学」池田 晶子
175 p 新潮社
目次
第1章 平和な時でも人は死ぬ
第2章 いったい人は、何のために何をしているのか
第3章 考えることに終わりはない
第5章 信じなくても救われる
「週刊新潮」で2003年5月から2004年6月まで「死に方上手」というタイトルで 連載したものを 収録した1冊。
先日読んだ14歳に 呼応したものと 思ったら それは、本屋の思う壺。
うまいやり方に はまってしまった。
14歳は、考え方らしきものを、グダグダ 書いてあって、なんだ かうまく言っているようなそうでないようなそんな本だったが、さすがに こちらは 週刊誌に 連載してあるだけあって、万人向けで お手軽な読み物だった。
しかも、今心にひっかっかている死についての話が多かったから余計にすんなり心に残った。
そういう意味では やはり「41歳からの」なんだろう。死なんて 若い頃は 当分先のことだし 考える気にも ならないだろうか。
40代になると ソロソロ そういうことも 考え始める 年代だろうしね。
14よりも うんとわかりやすく 一つ一つが 短いので 時間つぶしの本には もってこいだった。