「星間商事株式会社社史編纂室」三浦 しをん 296p筑摩書房
川田幸代。29歳。会社員。腐女子。社の秘められた過去に挑む―。本間課長は言った。「社史編纂室でも、同人誌を作ろう!」その真意はいかに?風雲急を告げる社史編纂室。恋の行方と友情の行方は、五里霧中。
なんか ドカンと ひと騒動 起きてほしかった。 それと、幸代のBL小説や、課長の小説の必要性がわからない。単に、ページ数を増やしているだけに過ぎない気がする。
~「悶絶スパイラル 」三浦 しをん 339p新潮社
作家の一日は忙しい。「シャツがイン」のあるべき姿を考察し、脳内政界ラブロマンスに思いを馳せ、ジョジョTを着て打ち合わせにむかう。タクシー運転手さんにはモテ女を演じ、野球場のゲイカップルをやっかみ、天丼を求め夜の町を彷徨う…。キャラの濃すぎる家族や友人たちに囲まれて、妄想アドレナリンは今日も絶賛分泌中。
エッセイ。 はっきりって ただただ、時間つぶしの本。
最後の松苗あけみさんの漫画がよかった。