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QUAE  SIT  SAPIENTIA  DISCE  LEGENDO
「戦後史の正体」孫崎 享
「戦後史の正体」孫崎 享
400p創元社

元外務省・国際情報局長が最大のタブー「米国からの圧力」を軸に、戦後70年を読み解く。


自分が見聞きして 知っていることとは 180度 違う気がする。
視点を  変えたら こうも変わるのかと そっちに@@
結局、このことを検証するだけの知識もなく、ただただへぇというだけだ。 
しかし、こういう 見方もあるということを 知ることができただけでも 読んで よかった。
伝記・歴史系 - -
「執事とメイドの裏表 ─ イギリス文化における使用人のイメージ」新井 潤美
「執事とメイドの裏表 ─ イギリス文化における使用人のイメージ」新井 潤美
250p白水社

 文学や映画でおなじみ、イギリスの執事やメイドなどの使用人。これらの職種に対する社会的イメージと実情を、19世紀~現代を中心に、文学や諷刺、各種記録から考察。
目次
第1章 執事―旧約聖書からハリウッド映画まで
第2章 ハウスキーパー―愛しすぎた女性たち
第3章 料理人―「きまぐれ」が歓迎されるポスト
第4章 メイド―玉の輿はありかなしか
第5章 従僕と下男―孔雀の出世
第6章 乳母―影の実力者


使用人にも 格差が こんなに あるのは 知らなかった。
結構 文学にも 触れているので、意識して 読みたい。
以前 読んだ、英語の身分階級での話し方の違いは、ここでも よく出てくる。
上流階級の子どもに、ほかの階級の使用人が 話しかけて、それが、子どもの話し言葉になるって・・・
身分の差はやはり厳しい感じがする。まぁ これが イギリス文化なのかも。
伝記・歴史系 - -
「TV時代劇のウソを見抜いて楽しむ法―時代考証で寄らば斬るぞ!」稲垣 史生
 「TV時代劇のウソを見抜いて楽しむ法―時代考証で寄らば斬るぞ!」稲垣 史生
208pPHP研究所

時代考証の達人から 見たテレビ時代劇。
まぁ そこまで 細かいこと 言わなくてもと 思うけれど、これを 読んだら きっと 細かいことも 気になるだろうなぁ。

こっちも 面白かった。
伝記・歴史系 - -
「考証テレビ時代劇を斬る」稲垣 史生
 「考証テレビ時代劇を斬る」稲垣 史生
230p河出書房新社

ブラウン管の中の<江戸>は 間違いだらけ。
時代考証の第一人者が テレビ時代劇の嘘を なで斬り!


80年代に 書かれた本。
ここで 書かれた時代劇は 今でもケーブルテレビとかで 再放送されてるから この本を 読む価値は大いにある。
時代劇なんて、ある意味 娯楽だと 割り切って 見ていたが、ここまで 時代考証の目線で 書かれたら、そうだったのかと驚く事が多々ある。
確かに こんなにでたらめだと 江戸時代は こんなだったと 刷り込みで、考えてしまう人も いることだろう。それが重なって、間違った 今の時代劇を 作るのかもしれない。

私が へぇ〜と 思ったのは、島流しというのは 終身刑だから 腕の刺青を見て、島から帰ってきたやつだと いうことは ありえない。つまり 終身刑だから そんな 印を つける意味が ないということだ。なるほどだ。

後、江戸時代では 絶対に 使わなかった言葉を 使う。
【一巻の終わり】映画の弁士が始めて使った
【縛りクビ】西部劇ならわかるが日本ではありえない。

はっきり教養がないことを言ってるみたいなもんだ。

作者が まだご存命ならば、今の大河ドラマお江を 見たら 卒倒するよね。


時代小説 時代劇 好きには オススメ本。
伝記・歴史系 - -
「司馬遼太郎の歴史観」中塚 明
 「司馬遼太郎の歴史観」中塚 明
高文研

目次
なぜ、いま、司馬遼太郎の歴史観を問うのか
1 司馬遼太郎は近代日本の歴史をどう見ていたのか
2 司馬遼太郎の「朝鮮観」
3 「近代の朝鮮」を書かないで「明治の日本」を語れるか
4 歴史になにを学ぶのか

日清日露戦争を 何故しなくてはならなかったかという理由が、今まで聴いてきたことと ずいぶん違う。

あまりに違うので、 何を 信じたらいいのか、という気になる。
教育は大事だけれど もしこのことが 本当だったとしても、そのまま 教えるってことも なんだかなぁと思う。


真実が必ずしも 国のためには ならない気が するんだな。
まぁ こういうことも あったんだな位で・・・
大人になってから読むほうがいいかも。

考えさせられるけれど、戦争って やっぱり、作戦も あるからなぁ。

伝記・歴史系 - -
「白洲次郎と白洲正子―乱世に生きた二人」牧山 桂子,須藤 孝光,青柳 恵介
「白洲次郎と白洲正子―乱世に生きた二人」牧山 桂子,須藤 孝光,青柳 恵介
143p新潮社

目次
白洲正子―美の世界(戦国乱世に咲いた花;末法の世に浄土を願う;草創期の勢い)
武相荘開館七年 時を経て想う、父次郎と母正子
白洲次郎―プリンシプルのある人生(オイリー・ボーイの英国時代;従順ならざる唯一の日本人、ジロー・シラス;真のカントリー・ジェントルマン;次郎流ダンディズム)

右開きで正子、左開きで次郎の一冊。
愛用の品々の写真。素敵だ!

やっぱり お金持ちのボンと お嬢だわ。
伝記・歴史系 - -
「明治のお嬢さま」黒岩 比佐子
「明治のお嬢さま」黒岩 比佐子
270p角川学芸出版

目次
第1章 華族女学校―お嬢さまの学校生活
第2章 美人の品定め―結婚適齢期のお嬢さま
第3章 明治の“新旧”の上流階級―さまざまなお嬢さま
第4章 家の存続と「妾」問題―お嬢さまの母の世代
第5章 大名華族の家政―お嬢さま一家の生活水準
第6章 広大な御殿と付き人―お嬢さまの生活環境
第7章 雑誌に登場する女性像―「見られる存在」のお嬢さま
第8章 日露戦争という体験―お嬢さまのボランティア
第9章 上流階級の結婚事情―お嬢さまから貴婦人へ

日本の上流社会について読んでみたいと思った。
今は もう華族とかの区別はないけれど、ここで読む社会は すごい。
ご飯も、作るところと食べるところの距離があまりに離れているから お嬢様は、いつも さめたものしか 食べないとか。
やっぱり お姫様 なんだな。
日露戦争という体験―お嬢さまのボランティア に 書いてあったが、「看護」という、あまりよろしくない仕事と見られていた職業の向上に 貢献したお嬢様のナイチンゲール的行動は、かつて、武士の妻として『戦う』ことに参加していた覚悟が現れているらしい。ノーブレス・オブリージュ ですな。

いずれにしても 贅沢はできても、人形の人生で さびしい気がする。
おそらく 現代における皇族の生活を 垣間見るような・・・気もする。

もう少し、関連した本を読みたくなった。
伝記・歴史系 - -
「逝きし世の面影」渡辺 京二

「逝きし世の面影」渡辺 京二
487p葦書房

目次
第一章  ある文明の幻影
第二章  陽気な人びと
第三章  簡素とゆたかさ
第四章  親和と礼節
第五章  雑多と充溢
第六章  労働と身体
第七章  自由と身分
第八章  裸体と性
第九章  女の位相
第十章  子どもの楽園
第十一章 風景とコスモス
第十二章 生類とコスモス
第十三章 信仰と祭
第十四章 心の垣根

幕末・明治の外国人訪日記を博捜・精査すると、彼らの目に映った日本は、豊かな文明の諸相見えていた。近代日本は 何を失ってしまったのか。

考えると 今の価値観は、キリスト教的な 西洋の世界観 なのかもしれない。しかし それに染まらなければ 世界に 太刀打ちできなかったのだろう。
今、われわれが、世界と交流を持たない辺境の地を 見る目のような目で、西洋人たちが、開国前後の日本という国を 見ている気がする。

ただ 日本がこういう世界だった事を 誰も 教えてはくれない。
教科書には 載っていない日本が ここある。
これも また ひとつの見方だ。

伝記・歴史系 - -
「映画字幕(スーパー)五十年」清水 俊二

「映画字幕(スーパー)五十年」清水 俊二
360p 早川書房

1931年、ニューヨークに降り立つ。日本に おける映画字幕史の 本格的幕開けだ。
手がけた作品は 約二千本近い清水の波瀾の50年を淡々と、明晰な文体で振り返る。

終戦のこの日に読むのも不思議な縁。
戦前戦中戦後のアメリカ、日本の様子もわかる。ちょっと違った視点で 当時の様子を 垣間見ることが出来る。
この人は、東大進学しているから、ある程度 実家も資産があり、卒業後は ふらりふらりと 友人の紹介で 職につき 芸能関連だから 作家とも付き合いがあるし、結構遊んでいる。
仕事で、アメリカにも 行って という具合で、やはり 一般人よりは お金持ちで、普通の人生じゃない。だから 彼の書く戦時中は ちょっと 今まで読んだ戦時中の大変さとは 違った感じだった。
占領軍の通訳も されたらしいが ついたアメリカ将校が 職業軍人でなく 召集将校だったとか、ちょっとびっくり。

伝記・歴史系 - -
「空海」三田 誠広

「空海」三田 誠広
325 p 作品社

目次
第一章室戸岬
第二章平城京
第三章平安京
第四章長安
終章


天才、空海が、唐の天台山の恵果和尚より 唯授一人の 伝法潅頂を受けるまでの 数奇な全生涯。



空想の部分は あったとしても その全体像がよくわかり面白かった。
空海が、曼荼羅を見て全宇宙を感じる部分が 先日読んだ 超ひも理論とリンクしてしまった。
内容は さすが青春物の作家。
するする読ませる。
空海は、長男の行っていた学校にかかわるので、興味があった。
出てくる寺も、東寺、乙訓寺など、行った事のある寺が多く、親しみ深い。
もう少しこの空海について書かれている本を読みたい。
入門書としてはいい本だったと思う。

また、もう一方の天才 最澄という人物にも 空海と同年代ということで、興味を持った。

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