「笑酔亭梅寿謎解噺」田中 啓文
300 p 集英社
不良少年だった竜二が 噺家に 弟子入り。
落語の話にちなんだ 短篇連作集。(毎回その話のことが解説してある。)
全く興味のなかった落語にだんだん惹かれていく竜二の話。毎回 ちょっとした謎解きを 竜二がする。
竜二が、噺家として、成長していく姿が 気になる。
ところで、上方落語の噺家だと、誰だろう。
笑福亭 松鶴と言う感じかな。
関西なので、土地名で、場所とか街並みのイメージをしやすい。
私は 落語好きだから これらのもとの話を知っているが、知らずに解説だけで 読んだらどうだろうか。
テレビでちょっと前に見た、長瀬クンと岡田クンの『タイガー&ドラゴン』をイメージしちゃったけどぜんぜん違った。
まあ主演は 長瀬クンでもいいけど、師匠がハチャメチャだからなぁ。
でも面白かった。今度関西を舞台にした話だけ集めてbookに入れてみようかな