「そうはいかない」佐野洋子

 「そうはいかない」佐野洋子
194p小学館

フィクションとエッセーの間を行ったり来たりする不思議な作品。

どうしてもこの人の本を読むと、経験ないはずのことなのに、あたかも自分が経験してきたかのように感じる。
不思議だ。
私の母なんか、優しい母だから、こんな変な母とは似ても似つかないはずなのに、読んでたら、すっかり話の中に はまり込んでいる。
なんなのだろう、これって。

佐野洋子 - 13:47 - - - - -

「猫ばっか」佐野 洋子

 「猫ばっか」佐野 洋子

エッセイのようで、短編のようで 絵本のようで、
本当に 猫ばかりの本でした。
猫がそばにいなくても 猫たちのぬくもりが 伝わってくる。

佐野洋子 - 11:11 - - - - -

「覚えていない」佐野 洋子

「覚えていない」佐野 洋子
219pマガジンハウス

『本の雑誌』などに 連載された50代のころのエッセイ。

読むなかに ワンフレーズ、なんかそうだなぁと思う。
68歳の佐野さんから見たら、50代は 若かったなぁと 書いてあった。
そうなんだ〜〜。

佐野洋子 - 12:35 - - - - -

「役にたたない日々」佐野洋子

「役にたたない日々」佐野洋子
241p朝日新聞出版

度忘れなのか、物忘れしたら、ボケが始まったのかと、心配する。68歳から数年間の 佐野さんのある日のこと。

年を取ると いろんなことに腹が 立つ。
エロジジィは 許されるが エロババァは 許されない。

韓流にはまって、ハンサムな医者に わくわくする。

読んでいて ケラケラ笑いながら、年を 取るってこんなことかと思う。

佐野さんて なんかすごいよ。

嫌だ、私も 年取ったなぁと 思う女性は キット面白く読めるね。

佐野洋子 - 11:38 - - - - -

「シズコさん」佐野洋子

「シズコさん」佐野洋子
238p新潮社

佐野洋子さんの母についてのエッセイ
「波」2006年1月号〜2007年12月号の掲載されていたもの。だからか 同じフレーズや 話の内容が 何度もある。


あれこれ 思い出を つづると、母との嫌な思い出が 出てくる。どうしても 母を 受け入れられないと思っているのだ。
しかし、老人ホームに母を 捨てたのを 後悔している著者。

結局 最後まで 読んだら 嫌なんだけど 逃れられない、母へのあふれる愛が そこに 見える気がする。

私は シズコさんの娘じゃないから、シズコさんが 好きだ。
すごいと思う。肝っ玉母さんだとも思う。ただ、ちょっと人格的な破綻があるけど、家事は完璧で、(料理や掃除整理整頓、裁縫 やりくり)未亡人になってからも 4人の子供を育て上げ、大学にやるって 並大抵じゃないさ。佐野さんは 自慢したかったのかしらと思うくらい。

どう考えても、やっぱり すごいわ。

佐野洋子 - 11:31 - - - - -

「わたしが妹だったとき」佐野 洋子

「わたしが妹だったとき」佐野 洋子
109 p 偕成社
短編集『わたしが妹だったとき』で 新美南吉児童文学賞を受賞。

わたしとお兄さんは、だれよりも気の合う遊びなかまでした。
わたしに弟ができ、また弟ができたのに、いつもお兄さんとばかり遊んでいました。
お兄さんが、ある日、遠くへいってしまうまで―。

そんなお兄さんとの思い出。

河合隼雄さんが どんな子供の本を選んだのか知りたくて、早速借りた。なるほど、選ぶわけだ。
パッと明るい話ではないけれど、心の奥にいつまでも あったそんな話だと思う。

何故こんなことを 覚えているのかと気になる事がある。
人生、色々な出来事が 山ほどあるのに 心に残るのはほんの一部だ。たくさん覚えている人もいるだろうが 私なんかほんの 少しのような気が する。
そんな心の中の いつまでも残っている、小さな思い出。

佐野洋子 - 14:45 - comments(0) - trackbacks(0) -

| 1/1PAGES |