「特捜部Q ―Pからのメッセージ―」ユッシ・エーズラ・オールスン
582p早川書房
「特捜部Q」―未解決事件を専門に扱うコペンハーゲン警察
の新部署である。今回「Q」のカール・マーク警部補と奇人アサドのコンビが挑むのは、海辺に流れ着いたボトルメールの謎。ボトルから取り出された手紙には
「助けて」との悲痛な叫びが。書き手の名前の頭文字はP。だが手紙の損傷が激しく、内容の完全な解読は難航した。Pはどうやら誘拐されたようだが、過去の
記録に該当する事件は見当たらない…。
シリーズ3作目。
カール&アサドのコンビは なかなか ユニーク。
デンマークの国情が いまひとつ知らないし、ヨーロッパの宗教観も 知らないので、へぇと 言う感じ。
子どもが 行方不明になっても また、他人の名前を かたっても(家や車の購入時) ばれない不思議さ。
日本でも 起きるかしら?
途中の放火事件 なんかよくわからなかったが、必要?
誘拐事件に目が行き、保険金詐欺?の放火事件は もどかしかった。
カーチェイスは 鬼気迫る感じで すさまじかったな。
本国では、4作目が出てるらしい。早く読みたいわ。