「喜娘」梓沢 要
「喜娘」梓沢 要
322 p 新人物往来社
目次

喜娘;遣唐使との間に生まれた姫「喜娘」が長安から 日本に来る話。
惜花夜宴;図書寮の下級官人「真依」が、「沼辺」に 打ち明けられた、白梅の話。
夏の果て:写経生「生人」の話。
すたれ皇子;石川朝臣広成の苦悩
嘉兵衛のいたずら;茶目っ気のある嘉兵衛がしたことは・・・

「喜娘」は、第18回歴史文学賞受賞
いずれも、平城京の 奈良時代が 舞台の話。

こういう時代の話は あまり読んでいなかったので、結構面白かった。


| 11:59 | 梓澤要 | - | - |
 「百枚の定家」梓沢 要

「百枚の定家」梓沢 要
662 p 新人物往来社

突如、ニューヨークのオークションに現れた百人一首のオリジナル"小倉色紙"。
新しくオープンする美術館の学芸員 秋岡は、藤原定家の色紙を 企画していた。
ニューヨークのオークションの定家の色紙は 果たして 本物なのか?
真贋を巡る騒動の中、古書跡研究の第一人者 大河内が 不審な死を遂げる。

ともかく 書に関する知識が 不足していた私には 読むのに一苦労。
さらに 古典の知識も 不足していて、息切れ状態。
話は面白いんだけど、もっと端折って書かれても良かったんじゃないかな?

先月、時雨亭跡など、見てきたので、かなり親近感を覚えたが、ともかく疲れました。
ともかく、読んだということで 満足。



| 12:20 | 梓澤要 | - | - |
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