「アコギなのかリッパなのか」畠中 恵
280 p 実業之日本社
目次
政治家事務所の一日
五色の猫
白い背広
月下の青
商店街の赤信号
親父とオヤジとピンクの便せん
選挙速報と小原和博
21歳の大学生・佐倉聖は 元大物国会議員・大堂剛の事務所に事務員として勤めている。そこに色々な難題が 持ち込まれてくる。
「アコギなのかリッパなのか」を「アコギなのかツッパリなのか」と読んでいた。馬鹿みたい。
政治家が設定だが、これは別に、タウン誌の編集者でもいいし、何でもありみたいな気がする。
ちょっとした町内ミステリー。
でも今までの 畠中氏の書く世界からは ずいぶん変わっている感じ。
出来たら 選挙がらみのミステリーが 欲しかったかも。