「団地で暮らそう!」長野まゆみ
「団地で暮らそう!」長野まゆみ
196p毎日新聞社
築50年の団地に移り住んだ平成の青年・安彦くん。間取り2K、家賃3万8000円。いま、めぐりあう不思議な“昭和”。なつかしさいっぱい、謎いっぱい。
小説なんだ。「そうか!そういうこと知らない人も 多くなったのだな」ということが たくさんあった。
子供時代に団地に住んでいた。公務員宿舎の団地だったが、団地には違いない。そうだこんな 感じだったなぁと、懐かしかった。

| 13:30 | 長野 まゆみ | - | - |
 「あのころのデパート」長野まゆみ
「あのころのデパート」長野まゆみ
217p新潮社
昭和のよそゆきのお出かけとは、家族でデパートに行くこと でした――。大食堂でお子様ランチを食べたら、屋上遊園地へ。かつて家族の贅沢な楽しみだったデパートも、時代と共に変わってきました。百貨店の成り立 ち、包装紙のオキテ、店員のおじぎの角度や独特の言葉遣い、店内アナウンスや雨が降った時にかかる曲名まで、勤務経験者でないと知り得ないデパートの秘密 いっぱい。

長野さんは 関東の人なので、私の知るデパートではない。
私は、子供のころ 神戸に 住んでいたので、大阪梅田 阪急、阪神。神戸元町三宮のそごう、大丸。
ここがメインだ。

子供のころは、買い物と言っても、あまり覚えがなく、阪急の大食堂のお子様ランチとか、チキンライスとかしか おぼえてない。
確かの阪神の屋上にも 行ったけれど、そこで 遊んだことはなかったかも。
神戸だと、不二家で 食べたほうが 記憶にある。
心斎橋の大丸・そごうも、覚えがあるな。

この本では販売員であった頃の思いでも 書いてあるのだけど 中途半端な感じだった。
この人の本は 好きなのだけど、このエッセイに関しては、すべてにおいて 中途半端な感じで、いまひとつだった。

| 09:43 | 長野 まゆみ | - | - |
 「時の旅人」長野 まゆみ
「時の旅人」 長野 まゆみ
139p河出書房新社

目次
「リュウグウノツカイ」
「タマテバコ」
「トコシエノタビ」

その日正午、ぼくは浅草十二階の展望台から、途方もないエネルギーにはじかれ、放りだされた…。

この人は、いつも 不思議な世界に連れて行ってくれるなぁ。

 

| 14:23 | 長野 まゆみ | - | - |
 「お菓子手帖」長野 まゆみ
「お菓子手帖」長野 まゆみ
172p河出書房新社

駄菓子から、豪華な?洋菓子、和菓子を 語りながら、長野 まゆみが 生きた時代を 語る。

この人の生活した年代が 近いこともあって、時代背景がよくわかる。
ああ そうだったっけなぁと、懐かしく思うこと多々あり。

エッセイ。

彼女の紡ぐ小説の世界とは 違うもっと身近な世界で 面白かった。
 

| 15:51 | 長野 まゆみ | - | - |
 「改造版 少年アリス」長野まゆみ
「改造版 少年アリス」長野まゆみ
144p河出書房新社

アリスと蜜蜂の夜の学校での冒険。

あれ?
私ってこの「少年アリス」読んでたっけ?

いつもながらの 長野ワールドなんだけど。

綺麗な本。
濃紺のいや 群青色というのかな?の 夜の散歩。
装丁も素敵だ。

| 10:55 | 長野 まゆみ | - | - |
 「月の船でゆく」長野まゆみ

「月の船でゆく」長野まゆみ
175p光文社

ジャスは 一人暮らしの高校生。彼は 冬のはじまりのある日、「ぼくは月から来たんです。パパを探しに。」ティコと言う少年に 出合った。


長野まゆみの独特の世界。
冬のこの世界は、キラキラ光って 凍てつき寒い。
でも ジャスの部屋は、暖かい。
そこに なついて、やって来る子猫のような ティコ。
不思議な世界。

| 09:06 | 長野 まゆみ | - | trackbacks(0) |
 「彼等」長野 まゆみ
彼「彼等」長野 まゆみ
162 p 集英社
東京で、受験勉強中の凛一。京都の大学でQBとして活躍している氷川。従弟の正午。それぞれが抱える大きな悩みが明確になっていく。
シリーズ第三弾。

日本では同性愛者は欧米に 比べて極端に少ないらしい。
狩猟民族と農耕民族の差かな。
しかも また 結構許される事だったりして・・・

こんな風に あっけらかんとボーイズ物が書けるのも、単に お話として 楽しめるからだろうね。

| 10:22 | 長野 まゆみ | - | - |
 「碧空」長野 まゆみ
蒼「碧空」長野 まゆみ
148 p 集英社
高等部に進級した凛一。氷川は、京都の大学へ進学。
高等部の新聞部で写真を撮り始めた凛一は、クラブの先輩で 孤独な影を持つ有沢と出会う。
凛一シリーズ第2弾。

凛一の回りのことが徐々に明らかになっていく。
ご都合主義は崩れないが、そこは またかっこよさで 許されるわけで〜

しかし最後の『青葉のころ』を先に読んだのは間違いだったなぁ。順番に読むべきだったなぁ。

| 10:21 | 長野 まゆみ | - | - |
 「白昼堂々」長野 まゆみ
白「白昼堂々」長野 まゆみ
173 p 集英社
由緒ある華道家元の若き跡継ぎである原岡凛一は、従姉・省子の男ともだちのフットボール部のエース氷川享介と出逢った。

シリーズ第一弾の凛一と氷川の出会い。

結局 長野ワールドに引き込まれてしまう。
この時点で、凛一は中三。氷川は高二。

この年代の少年達が こんな風に自分を抑えて生活できるのか、想像できない。
そこは 母親には わからないと言う伏線があるわけで、しかも主人公の少年は、両親は他界し 祖母との二人暮らしで かつ華道の家元で、金銭的には困らず。
ご都合主義は仕方ないか。

だからこそ 彼女の世界が 広がるわけだが。

| 10:20 | 長野 まゆみ | - | - |
 「若葉のころ」長野 まゆみ
mayumi
「若葉のころ」長野 まゆみ
131 p 集英社
京都の大学へ進んだ原岡凛一と一緒に住む従弟 正午のもとへ、渡米したまま三年近くも音沙汰のなかった有沢が訪ねてくる。

ボーイズラブと言う奴なんだわね。
何の予備知識のないまま読んでしまった。

『白昼堂々』『碧空』『彼等』の完結編らしい。
長野ワールドに迷い込んだのはわかった。
ちゃんと最初から読めばよかったな。

| 10:27 | 長野 まゆみ | - | trackbacks(0) |
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