「あのころのデパート」長野まゆみ
217p新潮社
昭和のよそゆきのお出かけとは、家族でデパートに行くこと
でした――。大食堂でお子様ランチを食べたら、屋上遊園地へ。かつて家族の贅沢な楽しみだったデパートも、時代と共に変わってきました。百貨店の成り立
ち、包装紙のオキテ、店員のおじぎの角度や独特の言葉遣い、店内アナウンスや雨が降った時にかかる曲名まで、勤務経験者でないと知り得ないデパートの秘密
いっぱい。
長野さんは 関東の人なので、私の知るデパートではない。
私は、子供のころ 神戸に 住んでいたので、大阪梅田 阪急、阪神。神戸元町三宮のそごう、大丸。
ここがメインだ。
子供のころは、買い物と言っても、あまり覚えがなく、阪急の大食堂のお子様ランチとか、チキンライスとかしか おぼえてない。
確かの阪神の屋上にも 行ったけれど、そこで 遊んだことはなかったかも。
神戸だと、不二家で 食べたほうが 記憶にある。
心斎橋の大丸・そごうも、覚えがあるな。
この本では販売員であった頃の思いでも 書いてあるのだけど 中途半端な感じだった。
この人の本は 好きなのだけど、このエッセイに関しては、すべてにおいて 中途半端な感じで、いまひとつだった。