「骨を彩る」彩瀬まる
「骨を彩る」彩瀬まる
238p幻冬舎
目次
指のたより/古生代のバームロール/ばらばら/ハライソ/やわらかい骨
短編連作。


なるほど。それでこういう表紙なのね。
 

| 13:35 | ア行 | - | - |
 「想像ラジオ」いとうせいこう
「想像ラジオ」いとうせいこう
200p河出書房新社

耳を澄ませば、彼らの声が聞こえるはず。ヒロシマ、ナガサキ、トウキョウ、コウベ、トウホク…。生者と死者の新たな関係を描いた世界文学の誕生。
私の感性には、合わなかった。 で、音を探して聞いてみた。だって知らない曲なんだもん。
感性が合わなかった。
で、音を探す
第一章
三月の水(三月の雨)Waters of March (Águas de Março)
http://www.youtube.com/watch?v=Iq6F7cW3st8
第二章
Michael Franks - "Abandoned Garden"
http://www.youtube.com/watch?v=AWuCHhivljo
第三章
Corinne Bailey Rae sings The Sea
http://www.youtube.com/watch?v=fX8HpqIgmvg
第四章
Bob Marley - redemption song acustic
http://www.youtube.com/watch?v=OFGgbT_VasI&feature=kp


モーツアルト レクイエム
http://www.youtube.com/watch?v=ia8ceqIDSJw

| 09:31 | ア行 | - | - |
 「銀行狐」池井戸潤
「銀行狐」池井戸潤
312p講談社

目次
金庫室の死体
現金その場かぎり
口座相違
銀行狐
ローンカウンター
短編集

狐と署名された脅迫状が、帝都銀行頭取宛に届けられた。「あほどもへ てんちゅー くだす」。具体的な要求はないが、顧客情報漏洩、系列生保社員の襲撃と犯行はエスカレートする。狐の真意と正体は?(「銀行狐」)。


結構 ミステリー仕立てで 一気読み。結局 金貸しの銀行は、裁かれることもないみたい…。

| 08:46 | ア行 | - | - |
 「駅物語」朱野帰子
「駅物語」朱野帰子
314p講談社

「大事なことを三つ言っとく。緊急時は非常停止ボタン。間 に合わなければ走れ。線路に落ちたら退避スペースに入れ」 酔っ払う乗客、鉄道マニアの同期、全自動化を目論む副駅長に、圧倒的な個性をもつ先輩たち。毎日100万人以上が乗降する東京駅に配属された若菜は、定時 発車の奇跡を目の当たりにし、鉄道員の職務に圧倒される。

鉄ちゃんでなくても 楽しめる。
駅員の話なのだが、ちょっぴり推理仕立てで、どうなるのかついつい先を読みたくなる。面白かった。

| 08:45 | ア行 | - | - |
 「ふたつめの庭」大崎梢
「ふたつめの庭」大崎梢
267p 新潮社
保育園は予測不能のことばかり。保育士になって5年の小川美南と 定時退社しやすい部署に異動し、子育てに奮闘するエリートだったイケメン志賀隆平。家族と恋の物語。

ドラマ化できそうな話だ。
絵本を読み聞かせていた時期からずいぶん経ったなぁ。

| 18:15 | ア行 | - | - |
 「七つの会議」池井戸潤

「七つの会議」池井戸潤
403p日本経済新聞出版社


この会社でいま、何かが起きている―。
トップセールスマンだったエリート課長・坂戸を“パワハラ"で社内委員会に訴えたのは、歳上の万年係長・八角だった―。
いったい、坂戸と八角の間に何があったのか? パワハラ委員会での裁定、そして役員会が下した不可解な人事。急転する事態収束のため、役員会が指名したのは、万年二番手に甘んじてきた男、原島であった。
どこにでもありそうな中堅メーカー・東京建電とその取引先を舞台に繰り広げられる生きるための戦い。だが、そこには誰も知らない秘密があった。

テレビドラマを見てから読んだ。
ドラマでの感じとはちょっと違う。ドラマだと主役・原島さん(東山紀之さん)だけど、本では、それぞれの個人が出てくる。読んでたら、ドラマの八角さん(吉田鋼太郎さん)が 脳内で活躍。


| 18:24 | ア行 | - | - |
 「書店ガール 2 最強のふたり 」 碧野圭
「書店ガール 2 最強のふたり 」 碧野圭
400pPHP研究所

吉祥寺に出店する大手書店チェーンに転職を果たした理子と亜紀。しかし、大型書店という、いままでと違う職責に理子は戸惑っていた。一方、文芸書担当として活躍する亜紀にも問題が。妊娠をきっかけに起こった夫との確執、書籍の回収騒動――。

書店が変わったせいなのか、二人の勢いがなんか ちがう。
まぁこれは これで いいんだけどね。
でも 一作目のほうが 好きだな。

| 17:57 | ア行 | - | - |
 「ロスジェネの逆襲」池井戸 潤

「ロスジェネの逆襲」池井戸 潤
386pダイヤモンド社

ときは2004年。銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ばず。そこにIT企業の雄、電脳雑伎集団社長から、ライバルの東京スパイラルを買収したいと相談を受ける。アドバイザーの座に就けば、巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンスだ。ところが、そこに親会社である東京中央銀行から理不尽な横槍が入る。責任を問われて窮地に陥った主人公の半沢直樹は、部下の森山雅弘とともに、周囲をアッといわせる秘策に出た―。

 一気読み。
 今まで 本を読んでイメージした半沢さんだったわ。

ドラマの半沢さんに ならなかったなぁ。
ドラマは 濃すぎるよね。


| 16:06 | ア行 | - | - |
 「血の轍」相場 英雄
「血の轍」相場 英雄 
404p幻冬舎

妻の不倫現場を凝視させられながら、公安捜査員として鍛えられる男。公安部の差し金によって最愛の娘を失った恨みを胸に、刑事部に生きる男。二人は所轄時代の盟友だった。「元警官殺し事件」。警視庁上層部をも巻き込む大事件を巡り、二人は再び相まみえる―。

面白いので一気読み。

スリリングな展開もいいけど、ただ、後味は悪い。

ネタバレ的にはなるけれど、結局、内輪もめ的な 主導権争いが 醜い。
つうか 管理者の、危機管理のなさが 嫌な感じ。

刑事部公安 どちらも、大局的な見方が できないのが 許せない。

しかも、下半身の出来事・スキャンダルなんかで つぶされる様では あっというまに 外国に やられちゃうね。

| 08:47 | ア行 | - | - |
  「果つる底なき」池井戸 潤
 「果つる底なき」池井戸 潤
330p講談社

債権回収を担当していた同僚が死んだ。謎の言葉と、不正の疑惑を残して。彼の妻は、かつて「私」の恋人だった……。先端企業への融資をめぐる大銀行の闇に、私は1人、挑む。
第44回江戸川乱歩賞受賞作


これはデビュー作。

まだ読んでなかったので 一気読み。
面白かった。

| 08:00 | ア行 | - | - |
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