「七人の敵がいる」加納 朋子

 「七人の敵がいる」加納 朋子
312P集英社

PTA、学童、教師、夫に姑、我が子まで。
上司より、取引先より手強いモンスターが次から次へと現れる。

こういうのは 経験が無いと  書けないと思う。
PTAなんて言葉は 曲者で、「P」である先生は 知らん振りで、その割りに、面倒な仕事は 回ってくる。

何故できないのかと みんなで つるし上げ状態なんてどこにでも ある話で、友人のところは、理由の言えない人に 無理やり聞きだし、泣きながら自分が癌で 治療しないといけないので 無理だと いわせてしまったとか。
そこに いた人たちは、気まずかっただろうなぁ。
いやいや 大なり小なり みんな 忙しいんだよ。
子どもが 人質だから きっぱりとは、断れんのですな。

加納 朋子 - 16:06 - - - - -

「モノレールねこ」 加納 朋子


「モノレールねこ」 加納 朋子
268p: 文藝春秋

目次
モノレールねこ:猫が取り持つ
パズルの中の犬:忘れていた白っぽい仔犬
マイ・フーリッシュ・アンクル:叔父さんと私
シンデレラのお城:三人で
セイムタイム・ネクストイヤー:ホテル
ちょうちょう:ラーメン屋
ポトスの樹:クソ親父?
バルタン最期の日:ザリガニ

ホンワカかした気持ちになれる、短編集。
こういうの 優しい気持ちにしてくれるからどうってことないけど好きだな。
一気でした。


加納 朋子 - 07:59 - - - trackbacks(0) -

「てるてるあした」加納 朋子


「てるてるあした」加納 朋子
349 p 幻冬舎
目次
春の嵐
壊れた時計
幽霊とガラスのリンゴ
ゾンビ自転車に乗って
ぺったんゴリラ
花が咲いたら
実りと終わりの季節

親の夜逃げのために 高校進学さえも諦めた照代。
佐々良にやってきたのは 遠い親戚に会うためだったが・・・。

なんだか 昔と今、都会と田舎 そういったものが ほどよく混ざり合って、不思議な感じが心地よい。

人生って、最初は鈍行、いつの間にか急行になり特急になり新幹線になって、気がつけば、旅客機に乗っていて、ロケットに乗っていくのかしら。

今 新幹線かなぁ。

加納 朋子 - 15:45 - - - trackbacks(0) -

「レインレイン・ボウ」加納 朋子


「レインレイン・ボウ」加納 朋子
275 p 集英社
目次
サマー・オレンジ・ピール
スカーレット・ルージュ
ひよこ色の天使
緑の森の夜鳴き鳥
紫の雲路
雨上がりの藍の色
青い空と小鳥


高校のソフトボールのチームメイト牧知寿子の通夜で久しぶりに集まった陶子たち7人。来なかったのは一人だけ…。7人の視点を通して語られる、それぞれの人生。

一つ一つ 面白かった。
こういうのを、連作って言うのかな?
それぞれが、ちょっとしたミステリーで 話が成り立っているが、最後に 一番気になる牧知寿子の謎に辿り着く。
軽い感じで、面白かった。

加納 朋子 - 06:28 - - - - -

「スペース」 加納 朋子


「スペース」 加納 朋子
241 p 東京創元社

目次
スペース
バック・スペース

駒子シリーズ第三作。

駒子の友人の はるかたち の話。
同じ 時空の話 二題だが、「スペース」の解決編というか、解説編の「バックスペース」の方が なかなかいい感じ。

加納 朋子 - 13:45 - - - - -

「コッペリア」加納朋子

「コッペリア」加納朋子
325 p 講談社

「コッペリア」といえば人形。
人形に魅せられた人。
人形に惑わされた人。
人形とうりふたつな人。
人形を作る人。
人形を演じる人。
人形に恋した人。
ミステリアスで、不思議な人形達が よんでいるような、そんなお話。

私は「生き人形」が好きなので、ぐっと引き込まれて読んでしまった。
いつかは 「生き人形」をこの手で作ってみたい。

加納 朋子 - 15:54 - - - - -

「ささらさや」加納朋子

「ささらさや」加納朋子
325 p 幻冬舎
目次
*トランジェット・パッセンジャー
*羅針盤のない船
*笹の宿
*空っぽの箱
*ダイヤモンドキッズ
*待っている女
*ささら さや
*トワイライト・メッセンジャー
夫を交通事故で失ったサヤは ひとり息子の赤ちゃんのユウスとふたりだけになってしまった。
かつて、伯母の住んでいた「佐々良」という街へ移住する。そこでは数々の不思議な事件がサヤの身にふりかかる。

悲しい話の設定なのに やさしい気持ちになるので、この人の話は好き。

加納 朋子 - 00:00 - - - - -

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