「アンボス・ムンドス 」桐野 夏生
256p 文藝春秋
目次
植林:根暗の真紀の幼い頃の思い出は…
ルビー:ホームレスになったばかりの登喜夫
怪物たちの夜会:不倫に関係の田口と咲子
愛ランド:女三人の告白は
浮島の森:有名な作家の娘藍子の過去
毒童:私生児として生まれた、袈裟子
アンボス・ムンドス :教師だった「わたし」の躓き
短編集
どれもそんなバカな、とか、じれったさとか感じてしまうが濃い話ばかり。
この人の話は 短編のクセに 長編を 読んだような感じがする。
表題の「アンボス・ムンドス」「浮島の森」が 好き。