「翡翠の城」 篠田 真由美
講談社ノベルス―建築探偵桜井京介の事件簿
365 p 講談社
明治時代に 建てられた 碧水閣には、95歳になる巨椋真理亜が住んでいる。
以来、創業者の巨椋一族で固められてきたオグラ・ホテルの孫達は、その古い別邸を取り壊したい。
しかし、真理亜の気持ちを考えてそのまま残しておきたい者もいる。
碧水閣は変った建物であったので、桜井京介たちは、見せてもらいに行くが、そこでオグラ一族の過去を知ることとなる。
あ〜〜疲れたっ。
これで5冊目。
蒼の過去を先に読んだせいで、ここに散りばめられている、蒼の謎が、「ハ〜ハ〜ン、そうか そう言う事か〜」とわかってしまうが、それもまた作者の思いが わかって、いいかもしれない。