「人類資金5 」福井 晴敏
2014.05.20 Tuesday
QUAE SIT SAPIENTIA DISCE LEGENDO
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「終戦のローレライ (上)」
福井 晴敏
453 p 講談社
2003年度吉川英治文学新人賞受賞作。
第2次大戦末期、海軍新兵・折笠征人と親友の清永喜久雄は 秘密の任務で潜水艦に乗るために、軍港呉にやってきた。
任務とは、 秘密兵器ローレライを回収することだ。
秘密兵器ローレライ、一体それは何なのか?
第二章の終わりまで だらだらしていたのが 秘密兵器ローレライを回収した第三章から急に進展がある。
征人の素直な気持ちに涙することしばしば。
やっと手に入れた秘密兵器ローレライ。
艦長の絹見真一、ドイツの親衛隊士官のフリッツ・S・エブナーなど 主人公に 続き気になる人物達が数多く登場。
考えたら かなり、都合のいい設定とも言えるけどなぁ〜。
さて、これからどんな風な展開になるのか楽しみ。