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「黒猫遁走曲」服部まゆみ
 「黒猫遁走曲」服部まゆみ
角川書店

森本翠が 三十八年間勤務した出版社を定年退職した日の夜、メロウは 山ほどの花と薔薇色のシャンパンの隙間をぬって、戸外にはじきだされた。


服部まゆみさんを コンプリートすべく 借りる。
しかし、わが市にはなく 他市から借りてきてもらって ようやく読めることに。

わざわざ借りた甲斐が あった。
私は こういうのは 好きだ。

最初「翠」のイメージが ずいぶん若く感じていて、読んでいたら「老婆」という表現が出てきて イメージが 間違っていたことに 気が付く。どこを 読み飛ばしたのか・・・とつい前をめくってみるが、年齢を あらわすような書き方は してない。
読んでいくうちに翠の妹が出現し「三十八年間勤務した出版社を定年退職」というのが はっきりいして、60歳とわかった。60歳は 老婆か〜〜〜

それにしても 黒猫も 瑠璃も 翠も きれいで 上品なイメージが持てた。
もっとも夢中でメロウを探す翠は すごい老婆?みたいな表現だけどね。

読んでよかったわ。
服部 まゆみ - -
「ラ・ロンド―恋愛小説 」服部 まゆみ

「ラ・ロンド―恋愛小説 」服部 まゆみ
236p 文藝春秋

目次
「父のお気に入り」;舞台女優と魅かれあう青年
「猫の宇宙」;少女に翻弄される謹厳な哲学教授
「夜の歩み」;二つの話が重なり合っていく。
連作集。

何故か この人の描く世界は 好きだ。
大庭妙子は、この前読んだ、「チョコレートコスモス」のような才気あふれる 女優では ないようだが、それでも 大人の魅力が あるように感じられる。
哲学者の篠原克衛は、いろんなことに振り回されて、こちらまで疲れてきそうだ。
客観的に考えたら、大庭妙子を魅了する田中孝って、うちの子と(年齢やら学部やら)同じなわけで、こんな嫁を 連れてこられたら 私は やっぱりびっくりしてしまうわけで〜〜。

やはり話としては 面白いが 現実としては 受け入れられないってことかな。

挿画は、宇野亞喜良
服部 まゆみ - -
「レオナルドのユダ」服部 まゆみ

「レオナルドのユダ」服部 まゆみ
502 p 角川書店

神に選ばれし天才、レオナルド・ダ・ヴィンチを 取り巻く人々の目を 通して描き出す。

今回は なぜか すんなり 入っていけた。

2回目の挑戦。

おそらく最初に読んだ時は、誰の目から見た話なのか。
彼とは、私とは で混乱して 嫌になった。

今回はそれが不思議となく ああ、この彼とは レオナルドなのね と入り込めた。
フランチェスコだのジャンだのなんだか名前に振り回された気がする。
服部 まゆみ - -
「一八八八切り裂きジャック 」服部 まゆみ

「一八八八切り裂きジャック 」服部 まゆみ
クイーンの13
510 p 東京創元社
時は1888年、ロンドンの街の殺人鬼「切り裂きジャック」の正体を追う。
留学中の鷹原惟光と、柏木薫。
果たして切り裂きジャックは誰なのか?

暗い雲が 空をおおう 霧の街ロンドン。
メリーポピンズのちょっと中流以上の屋敷や、マイフェアレディの屋敷を 想像しながら読む。
登場人物は実在の人物が多い。あとがきにもそうあった。
当時の様子がわかる気がする。、

しかし時間がかっかった。疲れた。
やはり読むタイミングが悪かったのかしら?
内容は濃くっていいのになぁ。

服部 まゆみ - -
「罪深き緑の夏」服部 まゆみ

「罪深き緑の夏」服部 まゆみ
273 p 角川書店
12年前の夏、"蔦屋敷"と呼ばれる洋館で、ボクは 白いドレスの少女 百合に出会った。
少女は兄の婚約者だった。
その幻影をずっと引きずったまま成長している淳。

彼女の描く世界は一種独特。
あとがきにも「色彩感覚がいかされている。」とあったが
色が見えてくる。
絵画を 描く様子が見える。
彼女の世界を 彷徨するのは楽しい。
服部 まゆみ - -
「シメール」服部 まゆみ
「シメール」服部 まゆみ
353 p 文芸春秋
目次
アムネシア
シメール
ナジェージダとナジャ

G大教授の片桐哲哉と、大学時代の同級生 木原夫婦とその息子との出会い。
完全な服部ワールドだ。
すっかり彼女の世界を満喫して、浸りきっていた。
なんなんだろう。
こういう透明な特異な世界って。つい、魅了されてしまっている。

こんなことをしていては イカンなぁ
服部 まゆみ - -
「この闇と光 」服部 まゆみ
「この闇と光 」服部 まゆみ
292 p 角川書店
失脚した父王とともに、幽閉された盲目の幼い姫・レイア。
優しい父と 侍女のダフネだけが レイアの世界だった。
父が語り聞かせてくれる美しい物語に囲まれ、育っていったレイア。シルクのドレスや季節ごとの花々に囲まれた、満ち足りた毎日。
しかしレイアが12歳になった時、完璧だったはずの世界は…。

謎が解けるにしたがい なんと言うか、「えっ?そんな!」「おいおい そんな〜!」 と二回も 突っ込みを いれてしまった。
そんな話だった。

彼女の話は 色が見えるような気がする。
なんともいえない独特の雰囲気で、好き。
今回は珍しく文庫で読んだ。
服部 まゆみ - -
「時のアラベスク」服部まゆみ
「時のアラベスク」服部まゆみ
301 p 角川書店
横溝正史賞受賞作。
一本の真紅の薔薇から、惨劇の幕が開く。
ロンドン、ブリュージュ、パリを経て、再び東京へ。

全体に 静謐な感じがして、私好みでした。


朝から、Java Scriptの基本を読んでいた。
実行させようとしても失敗。何がいけないのかわからない。
まあ ここまで一気に 色々やってきたので、くたびれた。
4月には、ちゃんと完成できるように さらに精進ってことかな?
金をかけずに 検索だけでHPを立ち上げるのって、結構ゲーム感覚で 楽しい。
服部 まゆみ - -
「時のかたち ミステリ・フォー・ユー」服部まゆみ
「時のかたち ミステリ・フォー・ユー」服部まゆみ★★★★★
302 p 東京創元社
表紙無し
目次
「怪奇クラブの殺人」
葡萄酒の色
時のかたち

服部まゆみノート

この人は銅版画の人だったのか。
どの作品も 短篇だが、とても気に入った。
もっとこの人の本を読みたいと思う。
服部 まゆみ - -
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