「レックス・ムンディ」荒俣 宏
533 p 集英社
1996年5月 考古学者の青山譲が、8年ぶりに日本に帰国した。
青山はフランスの『レンヌ・ル・シャトー』なる神代の土地の遺物を ふたたび発掘することになる。
未知の病原菌の恐ろしさ。N43に連なる遺跡の不思議さ。
実に色々な興味を持って読ませるのだが、『ダビンチコード』とかはもっと垢抜けている感じがする。
イや面白いんですよ。たしかに。ただ〜同じように キリスト教に関する話なのに、こっちはドロドロした おどろおどろしさが残ってしまう気がするんですな。
ちなみにレックス・ムンディって、世界の王だって。