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QUAE  SIT  SAPIENTIA  DISCE  LEGENDO
「猫の客」平出 隆
ねこ
「猫の客」平出 隆
137 p 河出書房新社
80年代から90年代前半までの日常の変化を猫の存在を通して語られる。

詩人の言葉は美しく、時代はいつだったろうかと思うような ゆったりとした時間が 過ぎている。
離れに住まう自分たち夫婦。
大家の大きな庭。
そこにたずねてくる隣家の仔猫。

優しさと静寂。
こんな庭は あのバブル崩壊で 失われていっているのかもしれない。
平出 隆 - -
「ウィリアム・ブレイクのバット」平出 隆

「ウィリアム・ブレイクのバット」平出 隆
211 p 幻戯書房

目次
glad day
ball,bat&art
kafka’s drive

詩人平出氏のエッセイ集。
実に綺麗な本。
紙質といい 装幀といい さすがは詩人の出す本と思った。(なんだか短い言葉に凝縮する作業が こう言うところにも働いているような気がして)

ちょっとした言葉も 美しい結晶の輝きを持っている気がするのは、言い過ぎ?思い込みかしら?
短い文ばかりなので時間があいた時に読める。
先日読んだ池澤氏も詩人だったが、詩人のエッセイは美しいと感じる。
ちょっとした旅行記でもあるのでいろいろな場所に連れて行ってもらえた。

付け加えると、glad dayでは、ドナルド・エヴァンズと言う画家の足取りを追ってアムステルダムに向かうのだが その画家の書くという切手も見てみたくなった。
イメージがちょっと前に読んだ安野光雅(2/4)の切手の絵本とも重なってしまう。
アムステルダムのホテルに出てくる猫が 実にかわいかった。
平出 隆 - -
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