「百年法下」山田 宗樹
2013.03.07 Thursday
「百年法下」山田 宗樹
413p 角川書店
不老不死が実現した社会。しかし、法律により100年後に 死ななければならない―“生存制限法”により、100年目の死に向き合うことになった日本。“死の強制”をつかさどる者、それを受け入れる者、抗う者、死 を迎える者を見送る者…自ら選んだ人生の結末が目の前に迫ったとき、忘れかけていた生の実感と死の恐怖が、この国を覆う。
なかなか面白い設定だった。
特に「ムラ」の 生活とかは、イメージできる。
ただ都会のほうはあんまりイメージできなかった。
要は、若い姿の人間ばかりいる世界なのよね。
そこで、不死身というのは やはり大変だと思う。
いやなやつ 性格の悪いやつも ずっと同じ姿で付き合うんだよね。
それを 考えたら 地獄のような気が するわ。
下巻では、いま 日本が直面する、インフラのメンテナンスや、農業の後継者問題なんか、彷彿とさせるものがある。
単なる作り話だと笑えないよ。
413p 角川書店
不老不死が実現した社会。しかし、法律により100年後に 死ななければならない―“生存制限法”により、100年目の死に向き合うことになった日本。“死の強制”をつかさどる者、それを受け入れる者、抗う者、死 を迎える者を見送る者…自ら選んだ人生の結末が目の前に迫ったとき、忘れかけていた生の実感と死の恐怖が、この国を覆う。
なかなか面白い設定だった。
特に「ムラ」の 生活とかは、イメージできる。
ただ都会のほうはあんまりイメージできなかった。
要は、若い姿の人間ばかりいる世界なのよね。
そこで、不死身というのは やはり大変だと思う。
いやなやつ 性格の悪いやつも ずっと同じ姿で付き合うんだよね。
それを 考えたら 地獄のような気が するわ。
下巻では、いま 日本が直面する、インフラのメンテナンスや、農業の後継者問題なんか、彷彿とさせるものがある。
単なる作り話だと笑えないよ。