「ウメ子」阿川 佐和子
252 p 小学館
みよの通う幼稚園に、強烈な個性のウメ子が やってきた。ウメ子は、なんでも知っていて、佳代はすっかり虜になった。
これを読んで思い出したこと。
そう言えば 自分にも幼稚園時代に このウメ子のような子がいた。
名前は モモちゃん。フルネームは 覚えてない。
彼女は、自分の家が、文房具屋サンなのに ちゃんと言えず、『ボンボウグ』と言っていた。
漫画がすごく美味く、いつも書いてくれた。
但しその漫画は少女漫画ではなく、大人の漫画の『ちびっこギャング』の漫画だった。
確か 弟もいてよく遊んだが、小学校が違ったのでそれっきりになったのだが。
ちょっぴり大人で いろんなことを知っている 不思議な子だった。