「屋上のあるアパート」阿川 佐和子
 「屋上のあるアパート」阿川 佐和子
250p講談社

麻子は 情けなくなってきた。どうして自分は 何をやっても うまくいかないのか。
結婚も仕事も、一人暮らしすら まともにできない。
そんなに 無能なのだろうか。
親が 心配してくれる気持が わからないではない。
だからこそ、出なければいけないのだ。

NHKのドラマで見たままだった。ということは うまくドラマ化 されていたって 事でしょうが、読んでて つまらないよね。

時々 そのままの映像が 浮かび 先が わかっちゃう わけだから。

| 10:35 | 阿川 佐和子 | - | - |
 「婚約のあとで」阿川佐和子
「婚約のあとで」阿川佐和子
325p 新潮社

三十歳を 目の前に 婚約した村松波 不倫をしている妹の村松碧、波の会社の化粧品のインダストリアル・デザイナー宮下真理。

波の周りの女性たちのオムニバス。

それぞれの女性の話で サクサク読める。
ただ どうしても 阿川さんの顔が ちらつくのよね。

それに登場人物って、なんか、離婚したり 一人だったり、不倫だったりが多くない?
あ、何か ハプニングがないと 話に ならないのか。


| 14:50 | 阿川 佐和子 | - | - |
 「スープ・オペラ」阿川 佐和子

「スープ・オペラ」阿川 佐和子
373 p 新潮社

島田ルイ、35歳独身。トニーという初老の画家。建築雑誌の編集者 康介。
ひょんなことから 三人で、ルイの住む 古い家で 同棲することに なった。


なんだか テレビドラマに なりそうなお話。
ゆっくりと流れる時間。
古い商店街や住宅街、木造の家の感じが 心地よかった。



| 13:21 | 阿川 佐和子 | - | trackbacks(1) |
 「往復エッセイ ああ言えばこう行く」阿川 佐和子、檀 ふみ
agawa
「往復エッセイ ああ言えばこう行く」阿川 佐和子、檀 ふみ
253 p 集英社
『ああ言えば こう食う』の第二弾

お二人のデコボココンビが笑わせる。
いい友達だわねと感心するばかり。



| 22:17 | 阿川 佐和子 | - | trackbacks(0) |
 「ウメ子」阿川 佐和子

「ウメ子」阿川 佐和子
252 p 小学館

みよの通う幼稚園に、強烈な個性のウメ子が やってきた。ウメ子は、なんでも知っていて、佳代はすっかり虜になった。

これを読んで思い出したこと。
そう言えば 自分にも幼稚園時代に このウメ子のような子がいた。
名前は モモちゃん。フルネームは 覚えてない。
彼女は、自分の家が、文房具屋サンなのに ちゃんと言えず、『ボンボウグ』と言っていた。
漫画がすごく美味く、いつも書いてくれた。
但しその漫画は少女漫画ではなく、大人の漫画の『ちびっこギャング』の漫画だった。
確か 弟もいてよく遊んだが、小学校が違ったのでそれっきりになったのだが。
ちょっぴり大人で いろんなことを知っている 不思議な子だった。

| 11:01 | 阿川 佐和子 | - | - |
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