「きみはいい子」中脇初枝
318pポプラ社
目次
サンタさんの来ない家
べっぴんさん
うそつき
こんにちは、さようなら
うばすて山
夕方五時までは家に帰らせてもらえないこども。娘に手を上げてしまう母親。求めていた、たったひとつのもの―。それぞれの家にそれぞれの事情がある。それでもみんなこの町で、いろんなものを抱えて生きている。
短編連作?
なんだかなぁ。
私の受け取り方がいけないんだろうけど、すごく小賢しく思った。
黒人とのハーフ(しかもイラクで戦死という結末)。在日のおばあさんが いい人。障碍を持つ子との交流。などなど
なんだかなぁと思ってしまう。
そういうことが さりげなく話に 入ってるところが 鼻についちゃった。
そんな話挿入させなくても十分読ませるのにそれが 入ることで すごく思想的な考えを、表に 出してる気がする。