「反哲学史 」木田 元
2004.08.29 Sunday
「反哲学史 」木田 元
270 p 講談社
目次
第1章 ソクラテスと「哲学」の誕生
第2章 アイロニーとしての哲学
第3章 ソクラテス裁判
第4章 ソクラテス以前の思想家たちの自然観
第5章 プラトンのイデア論
第6章 アリストテレスの形而上学
第7章 デカルトと近代哲学の創建
第8章 カントと近代哲学の展開
第9章 ヘーゲルと近代哲学の完成
第10章 形而上学克服の試み
終章 十九世紀から二十世紀へ
中央大学の一般教養の「哲学」でおこなった講義ノートを元に書かれたもので、哲学入門書・案内書といえる。
わかりやすい哲学史。
で なぜ「反」とつくのか!
「ありがたい」哲学から ちょっと離れたとでも言うのかな?
とにかく 流れは よくわかったつもりになった。
「ゴシップ的日本語論」丸谷 才一 から この木田元氏の著作に辿り着いたのだが、なかなか面白い。