「あと少し、もう少し」瀬尾 まいこ
 「あと少し、もう少し」瀬尾 まいこ
278p 新潮社

中学校最後の駅伝だから、絶対に負けられない。襷を繋いで、ゴールまであと少し! 走るのは好きか? そう聞かれたら答えはノーだ。でも、駅伝は好きか?そう聞かれると、答えはイエスになる。

視点が いろいろ変って、おもしろかった。
できたら おっとりした顧問の上原先生が どう考えていたのかも 読みたかった。

◆走る小説
「ランナー」あさのあつこ
「一瞬の風になれ 第三部 -ドン- 」佐藤 多佳子
「風が強く吹いている」三浦 しをん

| 19:44 | 瀬尾 まいこ | - | - |
 「戸村飯店青春100連発」瀬尾 まいこ
「戸村飯店青春100連発」瀬尾 まいこ
328p理論社

大阪の下町にある中華料理店の戸村飯店には、年子の二人の息子がいる。
長男・ヘイスケ、次男・コウスケ。
二人は 見かけも性格も 真反対だと 次男のコウスケは考えている。

とはいえ、親から 見れば きっと 同じだと思うわ。
どっちも いい子だよ。ウン。


| 11:44 | 瀬尾 まいこ | - | - |
 「優しい音楽」瀬尾 まいこ

「優しい音楽」瀬尾 まいこ
194p 双葉社

目次
優しい音楽:突然僕の前に現れた千波
タイムラグ:私はイザベル?
がらくた効果:はな子が拾ってきたものは


どれも優しい気持ちが 心地よい。
最初の話は、ちょっと韓国ドラマを考えちゃいました。そんな恋愛話。
いずれにしても 悪人が いないのはいいなぁ。

この人の文体は スンナリ入ってくる。
たいしたことは 書いてないのに、好きな 語り口。
この人の本は、また 読みたくなる。

| 14:00 | 瀬尾 まいこ | - | trackbacks(0) |
 「卵の緒」瀬尾 まいこ


目次
卵の緒
7’s blood

坊ちゃん文学賞大賞受賞作

捨て子だと思っている小学校4年生の育生、それをうまく交わす変な母親。

この人の作品は、まだ少ししか読んでないけど、まともな、家庭が出てこない。
何か欠けてる。
なんとも言いよううがないけどね。

ほのぼのとは しているんだけど、どこかしら、厳しい感じもする。

| 13:56 | 瀬尾 まいこ | - | - |
 「天国はまだ遠く」瀬尾 まいこ

「天国はまだ遠く」瀬尾 まいこ
169 p 新潮社

自殺志願の千鶴が辿り着いたのは山奥の民宿だった。

ほのぼの系ね。
なんていうか疲れた彼女にお勧めなのか?

住んでみたいが 住めない田舎の暮らしってところかもしれない。

| 12:51 | 瀬尾 まいこ | - | - |
 「図書館の神様」瀬尾 まいこ

「図書館の神様」瀬尾 まいこ
165 p マガジンハウス
清(きよ)は、あるアクシデントで 今までの夢をあきらめ、考えもしなかった国語教師としてある高校に赴任した。そこで、やりたくもない文芸部の顧問となる。

あっという間に読める。
登場人物は 少ない。
不倫相手で、お菓子教室の浅見さん。
弟「拓実」。
学校の生徒で文芸部の垣内君など。

文章が サラリとして 乾いた感じが よかった。

短い話だが心地よい。
私も 花をうまく咲かせ続けられないので、つい共感を覚える。
弟がなかなかいい。勿論この垣内っていう生徒も飄々としていて面白いが。

| 06:27 | 瀬尾 まいこ | - | - |
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