「図書館の神様」瀬尾 まいこ
165 p マガジンハウス
清(きよ)は、あるアクシデントで 今までの夢をあきらめ、考えもしなかった国語教師としてある高校に赴任した。そこで、やりたくもない文芸部の顧問となる。
あっという間に読める。
登場人物は 少ない。
不倫相手で、お菓子教室の浅見さん。
弟「拓実」。
学校の生徒で文芸部の垣内君など。
文章が サラリとして 乾いた感じが よかった。
短い話だが心地よい。
私も 花をうまく咲かせ続けられないので、つい共感を覚える。
弟がなかなかいい。勿論この垣内っていう生徒も飄々としていて面白いが。