「其角俳句と江戸の春 」半藤 一利


「其角俳句と江戸の春 」半藤 一利
192p平凡社

豪放磊落、酒と遊里を愛し、芭蕉に愛された奇人・名人、宝井其角の句を 半藤 一利が 解説。

半藤氏の薀蓄が半端じゃないけど、考えたら その句を作ってる其角は もっとすごいってことだ。

浅学だと さっぱりの句を 懇切丁寧に 解説。
短い句だからこそ 含まれている意味が 色々あるってことだな。
意味が ありすぎだよ。
半藤氏の薀蓄に脱帽。

半藤 一利 - 11:33 - - - trackbacks(0) -

「昭和史 〈戦後篇〉 1945-1989」半藤 一利

昭和史1945-1989
「昭和史 〈戦後篇〉 1945-1989」半藤 一利
568 p 平凡社


目次

はじめの章 天皇・マッカーサー会談にはじまる戦後
第一章 無策の政府に突きつけられる苛烈な占領政策
第二章 飢餓で“精神”を喪失した日本人 
第三章 憲法改正問題をめぐって右往左往
第四章 人間宣言、公職追放そして戦争放棄
第五章 「自分は象徴でいい」と第二の聖断
第六章 「東京裁判」の判決が下りるまで
第七章 恐るべきGHQの右旋回で…
第八章 朝鮮戦争は“神風”であったか
第九章 新しい独立国日本への船出
第十章 混迷する世相・さまざまな事件
第十一章 いわゆる「五五年体制」ができた日
第十一章 「もはや戦後ではない」
第十一章 六〇年安保闘争のあとにきたもの
第十一章 嵐のごとき高度経済成長
第十一章 昭和元禄の“ツケ”
まとめの章 日本はこれからどうなるのか―戦後史の教訓

戦後篇。

いよいよ自分が見聞きできた時代だ。
読んでいて思うのは やっぱり自分は 日本が 好きで日本を 愛しているということだ。
戦後が どのように形作られていったのか どう導きたかったのか、それぞれの時代の首相の思惑を知る。
いろんな首相が出てくるが、知っている首相は、池田隼人くらいからで 私自身は、まだまだ何も知らない子供だった。
ああの頃 こんなことだったのかと 時代を 知るいい機会だった。
確かに 名前は知っている事件も あるが それはうわべだけであって、理由も何もわかってはいなかったのだ。だからといって「今」を、わかっているかというとそうでもなく政治も経済も 流されるまま、上っ面しか見ていないのだが。
それだけに読んで本当によかった。

半藤 一利 - 10:25 - - - - -

「漱石先生ぞな、もし 」半藤 一利


「漱石先生ぞな、もし 」半藤 一利
302 p 文芸春秋
新田次郎文学賞受賞作。
目次

第1話 「べらんめえ」と「なもし」
第2話 漢学を好んだこと
第3話 ロンドンの憂鬱
第4話 恋猫や主人は心地例ならず
第5話 ホームドラマの主人
第6話 ストレイ・シープ
第7話 銀杏返しの女たち
第8話 教師として師として
第9話 汽車とビールと博覧会
第10話 ある日の漱石山房
第11章 生涯に三度のバンザイ


著者の妻の祖父にあたる『夏目漱石』先生の知られざるエピソードを 歴史探偵の異名をとる著者が、発掘しながら語る。
漱石の時代がわかり、彼の作品に、奥行きを与える。

へ〜という事 満載。
つまり私って、無知なのよね。

半藤 一利 - 15:25 - - - - -

「昭和史 1926-1945」半藤 一利

「昭和史 1926-1945」半藤 一利
509 p 平凡社
目次
はじめの章昭和史の根底には“赤い夕陽の満州”があった
第一章昭和は“陰謀”と“魔法の杖”で開幕した
第二章昭和がダメになったスタートの満州事変
第三章満州国は日本を“栄光ある孤立”に導いた
第四章軍国主義への道はかく整備されていく
第五章二・二六事件の眼目は「宮城占拠計画」にあった
第六章日中戦争・旗行列提灯行列の波は続いたが…
第七章政府も軍部も強気一点張り、そしてノモンハン
第八章第二次大戦の勃発があらゆる問題を吹き飛ばした
第九章なぜ海軍は三国同盟をイエスと言ったか
第十章独ソの政略に振り回されるなか、南進論の大合唱
第十一章四つの御前会議、かくて戦争は決断された
第十二章栄光から悲惨へ、その逆転はあまりにも早かった」
第十三章大日本帝国にもはや勝機がなくなって…
第十四章日本降伏を前に、駈け引きに狂奔する米国とソ連
第十五章「堪ヘ難キヲ堪ヘ、忍ビ難キヲ忍ビ…」
むすびの章三百十万の死者が語りかけてくれるものは?

すごく読みやすい本だった。
泣けてくる事、悔しく思う事、知らなかった事、今しなければならない事は何かと思う事・・・考えさせられる事は多かった。
読んで良かった。

半藤 一利 - 13:30 - - - - -

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