「パイの物語」ヤン マーテル
2004.07.21 Wednesday
「パイの物語」ヤン マーテル (Yann Martel) , 唐沢 則幸 訳
479 p 竹書房
インドのマドラスからカナダのモントリオールへ移住するはずの動物園経営者の一家。
嵐に巻き込まれ、あえなく沈没。
救命ボートに乗り助かったのは、パイ・パテル16歳。
ほかには後足を骨折したシマウマ、オラウータン、ハイエナ、そしてこの世で最も美しく危険な獣・・・ベンガル虎のリチャード・パーカーだった。
三部作で、一部は、移住前のパイの話。
二部がサバイバルの漂流記。
三部が助かった彼の、聞き取り調査。
一部では彼の宗教に対する考えが興味をひく。
何故キリスト教で、イスラム教で、ヒンドゥー教ではいけないのか?と、問う。
どうやら 映画化されると あとがきにあるが、出てくるのがベンガル虎だよ!難しいよね。