「君の名残を」浅倉 卓弥
2006.12.08 Friday
「君の名残を」浅倉 卓弥
585p宝島社
高校生で、剣道部の武蔵、幼なじみで子供のときから一緒に剣道をしていた友恵。下校途中に、突然の雷雨にあい、友恵の友人の由紀の弟 志郎も、姉に傘を渡そうと迎えに来ていた。その時 近くの木に落雷。
目が 覚めるとそこは平安時代で、一緒にいたはずの二人の姿もなかった。
タイムとラベルって ワケなんだけど、美しい水彩画に 現代の子たちが 刺し色として時代を 引き立たせるのか、台無しにしてしまうのかは、作者に かかっている気がする。
私が読んだ限りでは、後者。
と言うか 私がこの時代が 不得意なだけなんだけどさ。
二段組の600ページ弱は 厳しかった。
なんか もう 無理して 読みきったな。
メチャ疲れたヨ〜〜
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本作はタイムスリップというSFアイテムを使った「歴史小説」であるが、このタイトルからは全くその内容を想像出来ないよね。 著者は10年間に亘って本作の構想を暖めていたという。そして本作を書きたいがために小説家になったらしい。だからこの作品を読んでいる